DANCER'S COLUM

2026-10-16

コンテンポラリーダンスとは?

「コンテンポラリーダンスって、どんなダンスですか?」

そう聞かれると、少し答えるのが難しいのがコンテンポラリーダンスです。

バレエのように決まった型があるわけでもなく、ひとつのスタイルに収まるものでもありません。一言で表すなら、身体を通して、自分自身や自分の内側にあるものを表現するダンス。そこに、コンテンポラリーダンスの大きな魅力があります。

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その起源は、20世紀初頭に生まれたモダンダンスの流れにあります。それまでの西洋の舞踊、とくにクラシック・バレエで重視されてきた伝統的な型や身体の使い方にとらわれず、より自由に身体を動かし、自分自身の感情や考えを表現しようとする動きが生まれました。そこから時代とともに表現の幅が広がり、現在のコンテンポラリーダンスへと発展してきました。

歩く、転がる、立ち止まる。ときには、呼吸や視線、何気ない仕草さえも表現になります。決められた正解がないからこそ、身体の動きだけでなく、その人が何を感じ、何を伝えようとしているのかによって、同じ動きでもまったく違う印象が生まれるのです。

私たちは、それぞれ異なる人生を歩んでいます。嬉しかったこと、悔しかったこと、誰かを大切に思ったこと、何かを乗り越えてきたこと。そうした経験や感情は、自分でも気づかないうちに心の中に蓄積されています。

コンテンポラリーダンスは、そんな自分の内側にあるものを、身体を通して表現できるダンスなのかもしれません。

FDLのレッスンでも、大切にしているのは、一人ひとりが持つその人自身の感覚や経験です。私たちが一方的に表現の仕方を教え込むのではなく、それぞれの人生の中にある引き出しから、その人らしい動きや表現が生まれるように導いていきます。

グループレッスンではありますが、全員に同じアプローチをするわけではありません。身体の使い方や動きの癖、感じ方は人それぞれ。だからこそ、個々の表現と向き合いながら、その人自身が持つ可能性を探っていきます。

最初から自分の表現がわかっている必要はありません。動いてみることで気づくこともあれば、誰かの動きを見て初めて感じることもあります。身体を動かしながら、自分でも知らなかった感覚に出会う。そんな時間も、レッスンの面白さのひとつです。

踊ることは、技術を磨くことだけではなく、自分自身と向き合うことでもある。

「踊りは祈り」。

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FDLが大切にしているこの言葉にも、そんな思いが込められています。

コンテンポラリーダンスに、特別な経験や決まった入り口は必要ありません。少し興味がある、身体を動かしてみたい、自分の表現を見つけてみたい。そんな気持ちから始めてみるのも、ひとつのきっかけです。

いつもの自分とは少し違う感覚に出会えるかもしれません。

FDLのコンテンポラリーレッスンで、ぜひ一度、ご自身の身体と向き合う時間を体験してみてください。